2019年1月2日午後(現地時間) Scratch3.0が公開されました。
ScratchはMITメディアラボが開発したプログラミング学習用のソフトで、命令のブロックを組み合わせてプログラム作成ができます。
Scratchはブラウザで実行できますが、前バージョン2.0まではAdobe Flash Playerが必要でした。
Scratch 3.0はHTML5で動作して、Adobe Flash Playerが必要なくなり、タブレットなどのFlash非対応ブラウザでも動作するのが大きな特徴ですね。
※公式FAQによれば、スマートフォンでは閲覧のみ可能で作成編集はできないそうです。(未確認)
「作る」画面の初期の言語は英語ですが、上部の地球儀アイコンから「日本語」「にほんご」を選択すると日本語表示になります。
iPad Air2、Nexus7(2013)、Fire7タブレットのGoogle Chromeブラウザで動作確認しました。
タブレットの対応ブラウザは、ChromeとSafariに対応しているそうです。
Fire7タブレットのSilkブラウザは「このブラウザーはサポートされていません」と表示されました。
アプリ版は以前から機能限定のScratchJrが公開されていますが、3.0の登場でフル機能のScratchアプリを公開して欲しいですね。
NHK Eテレ「Why!?プログラミング」で、Scratchを使ったプログラミング教育番組を放送中です。
サイトのお知らせによると、Scratch3.0に対応するそうです。
番組MCは厚切りジョイソンさんで、楽しくプログラミングが学べますね。
2020年開始予定の小学校のプログラミング教育で使用する言語は、Scratchなのでしょうか?
大人もScratch を学んだ方が良いでしょうか。
Scratchの解説書は、ほとんど子供向けでゲーム作りが中心です。
「Scratchで学ぶ プログラミングとアルゴリズムの基本」「Scratchで楽しく学ぶ アート&サイエンス」等の、大人向けのScratch入門書は少数ですが発刊されているようですね。
【リンク】
Scratch - Imagine, Program, Share
https://scratch.mit.edu/
Scratch 公式サイト
Why!?プログラミング [総合 小3~6]|NHK for School
http://www.nhk.or.jp/sougou/programming/
NHK Eテレ「Why!?プログラミング」番組公式サイト