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書籍「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」

書籍「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」(日経BP社、ロスリング,ハンス著)

電子書籍版を購入しました。

ファクトフルネスとは データや事実にもとづき、世界を読み解く習慣。賢い人ほどとらわれる10の思い込みから解放されれば、癒され、世界を正しく見るスキルが身につく。

本書では世界の本当の姿を知るために、教育、貧困、環境、エネルギー、人口など幅広い分野を取り上げている。いずれも最新の統計データを紹介しながら、世界の正しい見方を紹介している。

第1章 分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
第2章 ネガティブ本能 「世界がどんどん悪くなっている」という思い込み
第3章 直線本能 「世界の人口はひたすら増える」という思い込み
第4章 恐怖本能 「実は危険でないことを恐ろしい」と考えてしまう思い込み
第5章 過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要」という思い込み
第6章 パターン化本能 「ひとつの例にすべてがあてはまる」という思い込み
第7章 宿命本能 「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
第8章 単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
第9章 犯人捜し本能 「だれかを責めれば物事は解決する」という思い込み
第10章  焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
第11章  ファクトフルネスを実践しよう

著者は医師で公衆衛生の専門家だそうです。

感染症について、恐怖本能や焦り本能からくる思い込みでなくて、データに基づいて冷静に考えるように主張されています。

グラフが多く掲載されていて説明が分かりやすい書籍ですね。

世界がどんどん悪くなっていると思っている人が多いそうですが、様々なデータに基づいてそれが間違いだと指摘しています。

世界の人口がひたすら増えると思うのは、直線本能で未来を予測する間違いだったのですね。

2019年のベストセラーなのに納得の内容で、ビル・ゲイツバラク・オバマアメリカ大統領も大絶賛するのはよく分かりますね。

世界は変わり続けているので、少し前の古いデータで世界を見るのは間違いだと痛感しました。

 

本書を知ったのは「キノベス!2020」に選出されたからですね。

「キノベス!」は過去1年間に出版された新刊を対象に、紀伊國屋書店で働く全スタッフから公募した推薦コメントをもとに選考委員の投票でベスト30を決定し、お客様に全力でおすすめしようという企画です

書店員の推薦文は読みたくなるような文章ですね。

 

 

【リンク】

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣|日経BPブックナビ【公式サイト】
https://www.nikkeibp.co.jp/atclpubmkt/book/19/P89600/

 

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス!2020」 | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店
https://www.kinokuniya.co.jp/c/kinobest2020/