2016年10月26日発売 『別冊宝島2518 将棋「名勝負」伝説』を購入しました。
特集は「将棋と人工知能」です。
強くなったコンピュータ将棋とプロ棋士がどう付き合って行くか、渡辺明竜王へのインタビュー、千田翔太五段へのインタビュー等が掲載されています。
コンピュータ将棋以外の記事も興味深いです。
- 「人工知能時代」を先取りする バックギャモン界の「ソフト共存術」
- 過去の「中学生棋士」たちと徹底比較! 超新星「藤井四段」の期待度を検証する
- 元・奨励会三段 天野貴元「最後の棋譜」
- 本当にあったプロ棋士「反則列伝」
等
どれも興味深い記事ですが、バックギャモン界の「 ソフト共存術」の記事は、知らなかったことが多く大変参考になりました。
バックギャモンは10年以上前に、ソフトが人間越えしているそうです。
それでもソフトと人間が上手く共存して、バックギャモンは今でも人気ゲームだそうです。
ソフトを基準として、ソフトと一致率が高い方が強いという考え方で、パフォーマンス・レーティングを導入しているそうです。
バックギャモンはサイコロを使うので、運が勝敗を左右します。
新しい試合方式「DUAL−DUEL」は、ゲームとパフォーマンス・レーティングの両方で勝たないと、勝ちにならないそうです。
片方だけ勝ちの場合は、引き分けで再試合だそうです。
これは運の要素を除いた試合方式だそうです。
パフォーマンス・レーティングの判定をするソフト等の詳細は、記事を参照下さい。
この本は読みどころが多くて、購入して良かった書籍ですね。
【リンク】
別冊宝島2518 将棋「名勝負」伝説│宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
http://tkj.jp/book/?cd=20251801
出版社 本書の紹介ページ
(追記2016年11月3日)
バックギャモンのパフォーマンス・レーティング判定で使うソフト「eXtreme Gammon」は、アプリ版もありますね。
Webで最強のバックギャモンアプリと紹介されていたので、iOS版を購入していました。
PC版とアプリ版で強さがどれぐらい違うのでしょうか?
eXtreme Gammon
https://www.extremegammon.com/