かめちゃんのブログ

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書籍「ロンリのちから」で完全論破を目指す

NHK Eテレの高校生講座「ロンリのちから」が気になっていました。

中学、高校。そして大学、社会人になっても求められる論理的思考力(クリティカル・シンキング)を養う番組です。

高校の演劇部を舞台に、部員の高校生の書いた台本のセリフの論理的におかしい部分を、顧問の女性教師が解決のヒントを提示して、高校生達が議論して解決するという内容です。

 

全20回で、番組関連書籍が2冊出版されています。

  • 単行本『ロンリのちから』 1回から10回分を収録 (紙書籍のみ)
  • 単行本『「ロンリ」の授業』11回から20回を収録 (紙と電子書籍を発売)

『ロンリのちから』の電子書籍化を待っていましたが、待ちきれなくて『ロンリのちから』の紙書籍を購入しました。

合わせて『「ロンリ」の授業』の電子書籍も購入しました。

 

本の内容は、番組内容を紙上で再現しています。

監修の矢野茂樹 氏の言葉によると、本書は論理学の入門書ではなく、実用的な論理力を開発するのをめざしているそうです。

社会やネットの掲示板などで、よくある論理的におかしい主張の例題が多く紹介されています。

例 (03 逆さまのロンリ)

自己管理ができていない人は、風邪をひく。

逆に言えば、

風邪をひくやつは、自己管理ができていない。

よく言われるこの手の説教は、正しいか?

高校生向けの講座ですが、社会人にも十分役に立つと思います。

書籍を読むと、論理的な思考をする最初の一歩になると思いますね。

 

 

【リンク】

NHK高校講座 | ロンリのちから
https://www.nhk.or.jp/kokokoza/tv/ronri/

番組公式サイト