2019年08月発売 書籍「こども六法」(弘文堂、山崎 聡一郎 著)を購入しました。
この本は売れています。
2019年8月30日 初版第1刷発行で、わずか1ヶ月後の9月30日に第4刷発行です。
売れている理由は、「法律を誰でも読める文章に直す」という、今までない画期的な法律書だからです。
[例]
■刑法245条の原文
(電気)
この章の罪については、電気は、財物とみなす。
■本書の刑法245条の記述
(電気)
電気は、物として扱います。
圧倒的な分かりやすさですね。
電気は物なので、店の電気を勝手に使うと窃盗罪になるのですね。
著者は小学生時代にいじめに遭い、小学生でも読める法律の本の必要性を感じていたそうです。
大人のなった著者の、いじめ防止の活動がこの本の出版なのでしょうね。
子供にも読めるように、全ての漢字には振り仮名が付いています。
多くの法律の中から小学生に関係する物をピックアップしていますが、大人の法律書としても役に立ちます。
学校で道徳の授業をするより、この本をテキストにして基本的な法律とその精神を教える方が、社会人になってから役に立つと思うのですが。
本書は、日本国民全員の必読書だと思いました。
【リンク】
こども六法 | 弘文堂
https://www.koubundou.co.jp/book/b451093.html