かめちゃんのブログ

おやつを食べながら気ままに読めるブログ

桂雀々「地獄八景亡者戯二〇一八」衛星劇場

2020年4月2日(木)18:00〜19:30 衛星劇場「地獄八景亡者戯二〇一八」(出演:桂雀々、製作年:2018年、本編尺:75分)が放送されたので録画しました。

サバを食べて死んでしまったある男。
あの世で生前お世話になった隠居に再会し、どんちゃん騒ぎの地獄巡りが始まって・・・。
全編を通じて時事ネタや、身ぶり手ぶりを交えた演出も多く、
通しで演じると1時間を超える上方落語の大ネタの代表格。

「地獄八景亡者戯」(じごく ばっけい もうじゃのたわむれ)は、朝ドラ「ちりとてちん」で、主人公の落語の師匠の徒然亭草若(渡瀬恒彦さん)が最後に演じようとした落語です。

自分の命が長くないことを知った師匠が、最後の演目に「地獄八景亡者戯」を選ぶのですが、体調が悪化して高座に上がれなくなって、弟子4人が分割して演じます。

落語は死者の陽気な旅立ちの話なので、死の恐怖を和らげたいという師匠の思いがあるのでしょうね。

朝ドラでは落語を演じる場面は一部なので、全部を観たいと思っていました。

1時間超と長い落語なので、放送されることが少ない貴重な落語ですね。

見逃した人は、4/27(月) 03:40~05:00に衛星劇場チャンネルで再放送があるので、録画して視聴すると良いでしょう。

 

たくさんの有名人が登場する楽しい落語ですね。

土左衛門のび太とか、お嬢がコンサートで「三途の川の流れのように」を歌ったとか。等々。

上方落語なので、はめもの(お囃子の太鼓や三味線の弾き唄)が頻繁に入りますね。

 

 

【リンク】

桂雀々「地獄八景亡者戯二〇一八」|衛星劇場
https://www.eigeki.com/series?id=24439