「現代語訳 信長公記」 (新人物文庫) 電子版、Kindle Unlimitedで読み放題なのでダウンロードして読み始めました。
織田信長の生涯を描いた一代記である「信長公記」は、信長の旧臣太田牛一が、実際に見聞きした信長の記録をもとに執筆したもの。そんな一級史料が現代語訳版でスラスラ読める!信長ファンの必読書。
信長公記は、歴史書として信用度が高く、叙情文学・戦記文学として優れた作品だそうです。
本書は現代語に訳しただけではなくて、本文の主語を明確にする等の修正で読みやすくして、各章を年月日の順番に並べ直して、見出しを分かりやすく統一したそうです。
歴史小説を読んでいるようで、合戦などのイベントも見出しから探しやすくなっていますね。
最初の章は尾張の国の紹介から始まって、首巻 第4章は「織田信秀、美濃へ侵攻」です。
これは2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第二回「道三の罠(わな)」ですね。
最後の章は、本能寺の変の後の15巻39章「徳川家康、堺から退去」までが書かれています。
大河ドラマ「麒麟がくる」のファン、織田信長ファン、織田信奈の野望ファン、戦国時代ファンなどにおすすめの書籍ですね。
この本で、自分の知っている織田信長を再確認するのも良いですね。
首巻 第7章「青年信長の日常」に、うつけ者と言われた若き日の織田信長の身なりや振るまいが書かれています。
大河ドラマ「麒麟がくる」では、川口春奈さんが演じる帰蝶が存在感がある演技で話題です。
「信長公記」には帰蝶(濃姫)は、「青年信長の日常」章で信長と縁組みがあったの記述しかないようです。
※帰蝶と濃姫で全文検索しても、この章の文章しか見つかりません。
帰蝶は、生涯が謎の人物なのですね。
【リンク】
現代語訳 信長公記 太田 牛一:文庫 | KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/201314000349/
出版社 本書の紹介ページ (試し読みあり)