かめちゃんのブログ

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「観る将のための将棋ガイド」

「観る将のための将棋ガイド」(著者 山口 絵美菜) Kindle版を購入しました。

紙の書籍は2021年11月17日発売でしたが、電子書籍の発売は年末の最近発売されたようです。

今、空前のブームを迎えている将棋界。そんな将棋に関する様々な情報を現役女流棋士が書き尽くした「観る将」待望の1冊が誕生!
今、急増している「将棋を観るのが好き」という新しいタイプの将棋ファン「観る将」。そんな観る将を強力にサポートする新発想の将棋ガイドが誕生しました。全9章、400ページを超える圧倒的なボリュームで、多岐にわたる将棋情報をやさしく、わかりやすく、丁寧に解説。

※第1刷 本書は2021年9月現在の情報をもとに制作されています。

 

著者の山口絵美菜さんは、宮崎県出身で京都大学文学部卒の女流棋士です。

著者が将棋について知っていることを全部この本に書いたそうで、将棋連盟や女流棋士の日常など中の人でなければ知らない情報が満載の本です。

 

奨励会(将棋棋士を目指す人が入会)と育成会(奨励会の下部組織で、女流棋士を目指す人などが入会)について、かなり詳細に書かれています。

この本によれば、奨励会試験の合格率は例年40%で、毎年30名弱の新奨励会員が誕生するそうです。

これから奨励会の受験者数は毎年70名ぐらいなのですね。

 

棋士の公式戦の対局相手がどうやって決まって、棋士に連絡が来るのかも詳細に書かれています。

対局日に都合が悪くなった時の対応まで書かれています。

詳細は本書を参照下さい。

 

読み応えのある本で一気読みしました。

紛れのない論理的な文章なのでスラスラ読めるのでしょうね。

後から再読も可能な内容なので、おすすめの本ですね。

 

2022年になりましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

【リンク】

観る将のための将棋ガイド | 法研の本

https://www.sociohealth.co.jp/book/detail/30270834.html